日本鉄道資料館

現在地: Home 電車 路面電車 京都市電

京都市電

 
 
京都市電

 ここでは全廃寸前の1978年9月に撮影した写真を掲載します。
 
No.N7801-4
1978年9月15日
五条坂
京都市電 1842

この時期,京都の市電は最末期を迎え,馴染みの深かった丸太町線や河原町線も既になく,外周線のみ運転されていました。それもこの9月30日で全廃になると聞き,小雨降る敬老の日,愛機ニコマート片手に上洛しました。五条坂に到着する頃には幸い雨も上がって市電最後の活躍を撮影できました。西大谷本廟前をゆく22系統の1800形です。
No.N7801-5
1978年9月15日
五条坂
1817と1800形


へたくそなためブレてしまっていますが,狭い電停に停車する京都駅行きの1817と烏丸車庫方面行き1800形のすれ違いです。撮影からほぼ30年経過しており,周りの車もみな古い。
No.N7801-11
1978年9月15日
祗園
1853


京都市電でも私にとって最も印象の深いのがこの祗園石段下です。京都駅行きの1853。祝日の国旗をつけています。四条線在りし頃は河原町から八坂神社を目指して東進してきた市電が南北どちらにも曲がれるようになっていました。そして,市電通過の度にポイントを渡る音が響いたものでした。
No.N7801-12
1978年9月15日
祗園
1853と1818


同じく祗園の電停です。烏丸車庫前行き1818と上の写真の1853がすれ違い。最後の活躍をカメラに収めようとするファンの姿も見受けられます。
No.N7801-13
1978年9月15日
祗園
1800形


八坂神社の石段の上から撮影。松ノ木がかかってあまりパッとしない出来です。後ろに弥栄会館の緑の屋根が見えています。
No.N7801-14
1978年9月15日
知恩院前
1910


1800形は正面窓上左右のルーバが台形であるのに対し,1900形は長方形であることで違いがわかります。白々しく門柱を入れて撮影。22系統九条車庫行き1910。
No.N7801-15
1978年9月15日
祗園
1862


やはり背景にこだわって祗園に戻って撮影しましたが,車を避けるのが難しくどうしても掛かってうまく撮れませんでした。せっかくここまで出てきたのにフィルム代を気にして枚数を撮らなかったので,その後一生悔やむことになりました。
■参考文献
 沖中忠順 京都市電が走った街 今昔 JTBキャンブックス