日本鉄道資料館

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EF30

EF30形は,山陽本線下関~門司間の関門トンネルの最大22‰の勾配と塩害,交直セクションへの対応を考慮して1959(昭和34)年度本予算にて1号機が製作されました。交直流機の製作は先にED461で日立が先鞭をつけていましたが,中間台車の横動処理という難問を新三菱重工が解決し,この関門区間用交直流機の初製作は三電・新三重に発注されました。ED46形と異なり,運用区間が一定地に限定されたことから,交・直全出力形ではなく,関門トンネル内に対応する直流側は全出力,門司駅構内の交流側は部分出力に設定しています。この線路条件から,重連で25‰勾配上の1200t列車を引き出す能力が求められ,B-B-B軸配置によるF形構造として牽引力強化を図っています。

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EF500

EF500はJR化後の高速大量輸送時代に適合する次世代高性能電気機関車として,直流区間用のEF200とほぼ同時に開発されました。EF500-901号機は1990年7月に落成した試作機です。電気方式:DC1500V/AC20kV50/60Hz,軸配置Bo-Bo-Bo,運転整備重量:100.8t,軸重:16.8t,歯車比:4.44,1時間定格出力:6000kW,1時間定格速度:81.2km/h,1時間定格引張力:26600kgf,最高運転速度:120km/h,全長:20000mm(連結面間),全幅:2905mm,パンタ折り畳み高さ:4280mm,となっています。また,新採用のボルスタレス台車,シングルアームパンタグラフを採用するなど,仕様上,EF200との共通点が多く見られます。

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EF510

EF510はEF81の後継機として2002年2月に完成した,DC,AC50/60Hzに対応する3電源対応の電気機関車です。1時間定格は3,390kW,12‰の勾配上で1300tの列車を1両で牽引できる設計となっています。EF210の基本設計を踏襲していることから,試作機は製造されず,1号機が先行量産機として新鶴見機関区に配置され各種試験に供され,2号機以降が2003年から量産機として製造されています。

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EF80

EF80形は,常磐線の上野~平間旅客列車電化開業用として50両の新製が計画され,まず20両が水戸までの運用に備えて1961(昭和36)年度第二次債務で発注されました。取手~藤代間の交直セクション(直流1.5kV-交流50Hz・20kV)を通して運転するための交直流電気機関車としては,ED46形が試作されていました。

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EF81

EF70中心の撮影会でしたが,EF81の試作機である1号機が登場し日本海マークを付け注目を集めました。EF81の1号機は糸魚川-宮内間の電化を直前に控えた1968年12月21日,昭和42年度第3次債務にて日立製作所で落成しました。所属は富山第二機関区で,その後も富山区から離れていません。

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EH500

EH500は首都圏~函館・五稜郭までの区間をスルー運転する目的で設計された機関車で,EH10以来となる連接車体を採用し,ED75重連を1両で置き換えることができます。主電動機として565kWのFMT4を8台装備し,IGBTによるVVVFインバータ制御により25‰上り勾配で1000t貨物列車を引き出せる能力を持っています。EH500-901は1997年に東芝府中工場で落成した試作機です。

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