日本鉄道資料館

EF53

EF53 1~19

 1932年に誕生した直流機関車。大きなデッキが付いた旅客用機関車で,19両が存在しました。東海道本線の優等列車に使われ,優れた性能から,16,18号機はお召し機に指定されていました。列車暖房用ボイラーを搭載していなかったため,戦後に誕生したEF58に次第に活躍の機会を奪われ,その後全機が山陽本線瀬野-八本松間(セノハチ)における後部補機として使用する目的でEF59形へと改造され,瀬野機関区に転出しました。
EF53 2
No.437-30
2005年6月12日
EF53 2
碓氷鉄道文化むら

EF53 2号機は1932(昭和7)年5月3日芝浦製作所鶴見工場にて新製。国府津機関区に配置されました。34年沼津区,41年東京区,44年沼津区,53年浜松区,54年高崎ニ区,57年東京区,62年高崎二区,と移り,63年に鷹取工場にてEF59 11に改造され瀬野区へ。84年広島区,85年高崎区に転属(第2種使用休止)し,85年3月18日廃車。87年8月1日,EF532に復元,披露されました。今は横川の鉄道文化むらでその雄姿を見せてくれています。出雲のヘッドマーク付です。
EF53 8 
No.133-38
1986年8月6日
EF53 8
沼津機関区

EF551やEF15,ED16などと並んで沼津区で展示されたEF538号機です。この車両はEF59 1に改造されておりEF53 8に戻されての展示だったようです。

 2005年11月6日作成
 2005年11月8日キャプション追加

■参考文献
 鉄道ファン No.320 EF532復元へのストーリー 1987年12月号 交友社