日本鉄道資料館

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C61-20

C61 20

 C61は太平洋戦争の戦後復興期における資材不足の中での旅客機の不足を補うため,余剰となった貨物機を旅客機に改造することが計画され誕生した機関車です。D51のボイラ,台枠の一部,ばね,ブレーキ装置の一部を流用,走り装置にはC57のものを使用して,2軸従台車,自動給炭機,灰戸瞬間開放装置などを加えてボイラ効率向上と乗務員の負担軽減を図っています。軸配置は2-C-2のわが国初の"ハドソン"となりました。ちなみにC62はD52のボイラを使って同時期に誕生したハドソン機で,C61とは兄弟(姉妹)にあたります。
 C61は全長は20.4mでC57同等,ボイラ圧力はD51と同じ15.0kg/cm2でC57より低いですが,機関車重量が上回っているため空転は少ないようです。
 今回復活を遂げたC6120は,D51 1094を種車として三菱重工業三原製作所で1949(昭和24)年7月31日に製造され,青森機関区に新製配置されています。翌1950(昭和25)年に仙台機関区に転出し,1966(昭和41)年に青森区に戻るまで東北本線のはつかり,はくつるなど特急や急行列車を中心に運用されました。青森区に戻った後,1971(昭和46)年8月の奥羽本線青森電化により宮崎区に転じ,日豊本線南延岡~南宮崎間の旅客列車の牽引で最後の活躍を見せました。1973(昭和48)年8月28日に休車,11月18日に廃車となり,群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園に静態保存されていました。
2013/2 SLおいでよ銚子号
DE10先頭の試9420レを佐原-香取間で撮影してからこの場所に来たら人,人,人。脚立とハスキーハイボーイで後ろから撮らせてもらいました。ロープは脚立でギリギリクリアしました。
(当日追加)
No.D700_130203-76
2013年2月3日 14:06

成田線 水郷→小見川
試9421レ
C6120+旧客6両+DE101202
No.D700_130203-81
2013年2月3日 15:07

成田線 笹川→下総橘
試9421レ
C6120+旧客6両+DE101202

上の写真撮影後,笹川駅に行って発車を撮ろうと考えていたのですが,人出が半端なくR356は大渋滞。とても発車までに着けそうにないため,利根川中州の道を使って下総橘まで先回りしました。ここも撮影できるような状況でなく,なんとか広角で撮影。
(当日追加)
2012/7 SLふくしま復興号
No.D700_120721-135
2012年7月21日 10:35

東北本線 杉田←本宮
試9541レ
C6120+旧客5両


SLふくしま復興号9541レはC61旧客5両で7/28,29日に郡山→福島間で運転,21日はその試運転初日でした。東福島からの返しをED75が牽引するというのでしょうたと出撃。SLは二の次,75旧客狙いです。今回はKo氏も久しぶりに赤ガマを見たいと遠路大阪から参戦,郡山で落ち合い,本宮-杉田へやって来ました。天気は予報通り曇りで撮影場所の自由度があるのですが,Google地図上で事前に見込んでいた第一候補地は夏草に覆われており断念し,本宮側に少し戻った中田踏切へ流れてきました。この踏切はC61通過直後に来る上り485系や,返しのED75も撮影できるため,腰を落ち着けることにしました。煙は期待していなかったのですが,現地は上り勾配のため結構なボリュームの煙を吐いてくれ,色も良好でした。現場は写真のすぐ右側にガードレールがあるため,これをカットしようと旧客を犠牲にして縦位置にしています。試運転日時が市報に載ったとかで,地元の皆さん,子供達も大勢見に来て賑やかに見送りました。同業者も和やかな雰囲気の中で譲り合って撮影し,ようございました。現場でお会いした皆さん,お疲れさまでした。

75mm,1/640s,F5.6,ISO500
(2012/07/22追加)
2012/2 SL内房100周年記念号
午前中,いすみキハ52を撮影し,小湊鉄道を冷やかしながらお昼に木更津に到着,H君と落ち合ってお勧めのポイントへ。お陰さまで背景にちょうどコブ山が入るベストポイントを確保できました。煙はサービスに期待という区間でしたが,ギャラリーが多く,このような白煙を吐いてくれました。旧客7両の編成美が素晴らしいです。 No.D700_120212-59
2012年2月12日

内房線 巌根→木更津
9121レ
C6120+旧客7両
No.D700_120212-73
2012年2月12日

内房線 木更津構内
C6120

9121レ木更津到着後,C61が運輸区に入場するための入換シーンを順光で撮影できるということで,H君の案内で現場に駆けつけると,まもなく単機でやってきました。これから後退のため汽笛吹鳴しているところです。
No.D700_120212-76
2012年2月12日

内房線 木更津構内
C6120

後退を開始したC6120。お天気に恵まれ,美しい写真を撮影することができました。H君ありがとうございました。
2011/9 SL重連レトロみなかみ号
No.D200_110925-38
2011年9月25日 11:06

上越線 敷島←渋川
9735レ
C6120+C58363+旧客6両

この3連休はSL重連旧客とカシオペア迂回で上越線沿線は大盛り上がりでした。私は最終日,しょうたと4時に自宅を出て現地に向かいました。今回初めてのC6120撮影です。カシオペアを考慮しシブシキの利根川橋梁に行きましたが,同じことを考えていたファンの多かったこと・・・。

D200,24-85mmf/2.8-4D,24mm(換算36mm),1/640s,F7.1,ISO320
No.D200_110925-29~42

連続写真です。NEFからJPEG変換レタッチなし。露出マニュアルなのに空の色が変化するのはカメラの露出精度が悪いのでしょうか?
No.D200_110925-50
2011年9月25日 11:56

上越線 上牧→水上
9735レ
C6120+C58363+旧客6両

今回は一発目がシブシキのため追っかけは難しいとあきらめていましたが,水上インターを出た所でなんとか間に合いそうなので,以前DD51重連の時に撮影した上牧駅の水上寄りの踏切脇へGO。たくさんの方が待ち構えていましたが,脚立に手持ちで皆さんの後ろから撮らせてもらいました。70-200mmは逆光にも強いです。
No.D200_110925-56
2011年9月25日 11:56

上越線 上牧→水上
9735レ
C6120+C58363+旧客6両

ズームを引きながら。
No.D200_110925-65
2011年9月25日 12:23

上越線 水上構内
C6120

お決まりの水上構内で物凄い人数のギャラリーに囲まれ転向するC6120。お約束で"いつもより余計に"回っていました。
No.D200_110925-73
2011年9月25日 12:30

上越線 水上構内
C6120

転向作業を終え,アシュピットに灰を落とすC6120をローアングルで撮影。C6120は戦後,D51 1094のボイラを利用して誕生した急客機です。D52のボイラを流用したC62とは同じハドソンの姉妹機で,似ているのは当然ですが,電化対策として付けられたシールドビーム,寒冷地向けの旋廻窓やスノープロウ,デフレクタのバイパス弁点検窓など,函館本線のC62の雄姿が重なります。このC61という機関車,よくよく眺めるとC62よりボイラが一回りスリムでバランスが良い素敵なカマです。C6120の前面ナンバープレートは試運転後,取り付け位置が約40mm上方に微修正されたそうです。このような細かいところにも配慮して動態復元され,整った晴れ姿を見せてくれています。何より無粋なヘッドマークを付けていないのが嬉しい! 本物の蒸気機関車が持つ魅力が溢れています。
No.D200_110925-80
2011年9月25日 12:36

上越線 水上構内
C6120

正面から。この日は撮影場所の後ろに露店も出て大賑わいでした。大きなスノープロウが取り付けられており,冬季の運転も楽しみです。
No.D200_110925-81
2011年9月25日

上越線 水上構内
C6120

煙室扉とヘッドライト。D51498は復元時にデフレクタのバイパス弁点検窓を塞ぎましたが,C6120は現役当時のまま開けられています。
No.D200_110925-86
2011年9月25日 12:37

上越線 水上構内
C6120

上り列車牽引に向けて整備を受けるC6120を右側面から。ギャラリーがずらりと取り囲んでいますが,現在の水上構内は庫が無くなって広々としており,蒸気機関車を眺めるには心地よい空間です。現役末期には先輪後部の1軸がC59の水掻き付きの車輪に振り替えられていましたが,復元時に正規の車輪に戻されています。
No.D200_110925-87
2011年9月25日 12:45

上越線 水上構内
C6120

C6120は1949(昭和24)年,三菱重工業三原製作所の生まれです。23-3大宮総合車両センタの表記が力強いです。ナンバープレートの前側にタブレットキャッチャーが後付けされ,プレート位置が後方向に押しやられていましたが,今回の復元で正規の位置に戻されています。さすがですね。
No.D200_110925-124
2011年9月25日 15:43

上越線 後閑→沼田
9736レ
C6120+C58363+旧客6両

さて返しですが,定番の水上発車は場所取り三脚の嵐で余地なし。編成が入るところをロケハンしながら南下しました。このポイントでも多くの鉄道ファンが待ち構えていました。写真手前のボックスが列車にかからないようハスキー4段三脚と脚立でクリアしました。後閑を発車した列車は"微煙"を吐き通過。サイドに秋の陽光が当たって旧型客車が輝きました。
No.D200_110925-144
2011年9月25日 17:10

上越線 新前橋→井野
9736レ
C6120+C58363+旧客6両

続いて新前橋へ。発車が撮影できるこの場所も既に多くのファンが待ち構えていましたので,ここでも脚立を使って撮影しました。D200でISO800,1/640s,F5,24-85mm f/2.8-4を50mm(換算75mm)で撮影。暗くて画像が相当荒れています。マニュアル単体レンズの方が良かったかも。ズーム偏重の弊害が出てます。旧客の最後部が架線柱にかかってしまいました。しょうたも脚立に乗り線路際から70-200mmで撮影しました。

 2011/10/01 ページ新設

■参考文献
 ・C61形ハドソン機のプロフィール 西尾恵介 鉄道ファン Vol.50 No.587 2010年3月 交友社